代表のストーリー

「選ばれるはずがない」と思っていた私が、人生を選び直すまで。

初年度売上3,000万円。そこからの転落と、400万円の借金。学びを重ねても埋まらなかった不安。そこから、何を見直したのか。何度も自分を縛ってきた考え方に気づき、行動を変えてきた、私自身の物語です。

陰のある通路の脇から、光の差す別の道が開ける風景

01 / 自分への問い

努力しているのに、なぜ同じところで立ち止まるのか。

任せたいのに、仕事を抱えてしまう。必要なことを伝えたいのに、相手の反応が気になって言えない。あるいは、穏やかに話したいのに、つい強く言ってしまう。

経営者や管理職の方から、そんな話を聞くたびに思い出すのは、かつての自分です。

問題があるたびに、方法を増やす。けれど、自分の選び方は変わっていない。

いくら学んでも抜け出せなかった時期が、私にもあります。だから、単に「もっと頑張ろう」とは言いたくないのです。

02 / 原点

「周りはみんな敵だ」。
その思い込みが、
私を孤独にした。

中学時代のいじめをきっかけに、私は人を簡単には信じられなくなりました。それから約6年間、人と距離を置いて過ごすことに。期待しなければ傷つかずに済む。そう考えることが、自分を守る方法になっていたのです。

けれど19歳のとき、ふと疑問が浮かびました。

今、目の前にいる人も、本当に私を傷つける人なのだろうか。

それまでの経験が、すべての人に当てはまるわけではない。そう考え、アルバイト先での関わり方を少しずつ変え始めました。

相手の目を見る。自分から声をかける。反応を確かめながら、もう一度人を信じてみる。以前なら避けていた行動を選ぶうちに、人間関係の景色が変わっていきました。

後にツアーコンダクターとして、多くのお客様と関わる仕事を楽しめるようになったのも、この経験と無関係ではありません。

世界が一夜で変わったのではなく、
世界に向ける自分の行動が変わり始めたのです。

03 / 成功と迷い

初年度売上3,000万円。
それでも消えなかった、
「自分には足りない」。

2013年に独立し、輸出事業を始めました。初年度の年商は約3,000万円。自分で事業を動かし、成果を生む喜びを知った一方で、環境の変化と売上の落ち込みも経験します。

次に挑んだのが英語コーチの仕事。北海道から東京へ活動の場を広げると、目に入るのは高学歴で資格も華やかな同業者たちでした。

「私には、選ばれるだけの学歴も肩書もない」

お客様に何を提供できるかより、他人と比べて何が足りないかばかりを見ていた時期です。商談でも自信が持てず、次々と講座を受講し、学びにお金を使いました。行動を変えたかったのに、不安を消すための行動を重ね、借金は約400万円に膨らみました。

振り返ると、知識不足だけが問題ではありませんでした。私が自分で信じ込んでいた「このままの自分では選ばれない」という前提も、判断に影響していたのだと思います。

04 / 転機

必要だったのは、
自分にないものを増やすことではなかった。

「お客様は、私の学歴を買いたいのだろうか」

そう問い直したとき、目を向け直したのは、英語を通じて一人ひとりの変化を支えてきた経験でした。

「自信がない」「自分を肯定できない」。そう話す人たちに、英語を学び、できなかったことができるようになる経験を通して、自分への見方も変えてほしいと思っていました。

そして、伝えてきたことがあります。

「成功したら幸せになる」のではなく、
「今が幸せだからこそ、成功へ向かっていける」。

何かを達成して初めて価値が生まれるのではなく、今の自分を認めながら、一歩ずつ進んでいく。振り返れば、私は英語を教えながら、人が自分を信じ、行動を変えていくことに向き合っていたのだと思います。

自分を飾るための学びに頼るのをやめ、相手に本当に必要な支援は何かを中心に、提案と仕事の進め方を見直しました。価格の決め方も、断るべき仕事も、以前とは違う基準で考えるようになったのです。

その後、約400万円の借金を2か月半で完済し、同じ年の売上は約1,200万円に到達しました。

もちろん、売上や返済は市場環境や営業活動など複数の要因による結果です。ただ、自分の判断の前提を問い直したことが、行動を変える大きな転機だったのは確かです。

必要だったのは、自分にないものを探し続けることではなく、すでに持っている力を生かすことでした。

05 / 気づいたこと

英語が話せない理由は、
英語力だけではなかった。

10年以上、英語を教える中で繰り返し出会った場面があります。単語も文法も知っているのに、いざ外国人を前にすると言葉が出てこない。

「間違えたら恥ずかしい」「完璧に話せなければならない」。そうした考えが、話し始める一歩をためらわせることがありました。

そんなとき、知識を足すだけではなく、本人がその場面をどう捉え、何を恐れているかを一緒に考える。少し違う受け取り方を試すことで、行動に移れる人もいました。

方法を知ることと、
その方法を自分で使えることは違う。

この気づきが、次第に英語以外の相談にもつながっていきます。

06 / 新しい方向

英語から始まった相談が、
経営と人間関係へ。

私はレッスンの冒頭で、「今日は何を解決したいですか?」と尋ねていました。

英語の話から始まっても、対話を重ねるうちに、仕事での悩みや人間関係の話が出てくることがあります。経営者の方からは、任せたいのに任せられない、社員に必要なことを伝えられない、組織を動かす責任を一人で抱えてしまう、といった相談も。

そのとき感じたのは、問題が起きる場面は違っても、自分がどう判断し、どう行動するかを見直すという点には共通性があることでした。

もちろん、社員の育成や組織の課題は、本人の思考だけで決まるものではありません。役割、仕組み、人員配置なども欠かせない要因です。

だからこそ、一人の判断の癖だけを決めつけるのではなく、実際に起きた出来事と職場の状況を丁寧に整理する。そうした支援へと、仕事の軸が移っていきました。

07 / 行動の変化

変化は、相談の場ではなく、
日々の仕事の中に現れる。

後継者として社員との関わり方に悩んでいた女性取締役の方は、最初、「湧いてくる怒りを何とかしたい」という相談から始まりました。

継続的な支援の中で、自分の感情と相手の課題を分けて考えるようになり、仕事の任せ方や必要なことの伝え方も変化。本人は、身につけた判断基準を日々の職場にも応用できるようになったと振り返っています。

本人の自己評価(各項目10点満点)支援開始前 → 現在

2 → 9 / 10点自分の感情と相手の課題を分ける力
3 → 9 / 10点自分ですべて抱え込まず任せる力
4 → 7 / 10点必要なことを相手に伝える力

本人の振り返りによる10点満点の自己評価。継続支援を含む個別事例です。

経営者の事例:自分で抱える経営から、委ねる経営へ

広告会社の経営者の方は、最終的に自分で仕事を巻き取っていた状態を見直し、チームへの委任を進めました。伴走期間中、月商が従来より約300万円増加したと本人から報告されています。

※いずれも個別事例です。同様の結果を保証するものではありません。

08 / 一貫してきたこと

人が変わるきっかけは、
「もっと努力すること」とは限らない。

支援の現場で大切にしているのは、一般論を当てはめることではなく、その人の仕事を止めているものが、何なのかを一緒に確かめることです。

営業支援|「助言してはいけない」という前提を見直す

コーチングを提供する方が、「コーチングではアドバイスしてはいけない」という考えにとらわれ、顧客への提案を十分に行えない場面がありました。

必要なときはコーチングの枠組みに固執せず、顧客の課題解決に必要な助言や提案をしてもよい。そう整理したことで、営業の場で必要な提案ができるようになりました。

営業は、無理に売り込む場ではなく、相手の課題を理解し、適切な解決策を提案する場。その原点に戻ることが、行動の変化につながった事例です。その後、社内のカウンセラーとして個別相談の指名が0人から9人に増え、社内No.1カウンセラーになったと報告されています。

法人保険の専門家|強みを「伝わる形」に変える

すでにMDRTを継続する実績がありながら、専門性がお客様に十分伝わっていなかった法人保険の担当者。そこで、専門性をわかりやすく届けるための動画・ウェビナーづくりを一緒に進めました。

公開後、本人から届いたのは、こんな報告です。

「お陰様でウェビナーを発表してからは、専門家の先生という風に見てもらっているようで、様々な紹介、相談が増えて来ました。」

本人から届いた報告文の一部。増加数や売上への影響を測定したものではありません。

「なぜ動けないのか」を整理する支援もあれば、「すでにある強みをどう届けるか」を一緒に考える支援もあります。重要なのは、悩みに合わせて判断と行動を見直し、現実の仕事で使える形にすること。

09 / この仕事をする理由

目指すのは、
私がいなくても選び直せる人を増やすこと。

私は、人が変わる瞬間に立ち会うことが好きです。これまでできなかったことができるようになり、以前なら選べなかった行動を、自分の意思で選べるようになる。その変化を見るたびに、この仕事の意味を感じます。

ただ、私が本当に目指しているのは、相談のたびに答えを教えることではありません。

次に同じような問題が起きても、
自分で判断を見直し、
行動を選び直せるようになること。

経営者がすべてを背負い込むのではなく、社員に任せられる。管理職が周囲の期待に流されるだけでなく、必要なことを伝えられる。

PeopleSkills & Co. 代表 井上智香子

代表からのメッセージ

一人の判断が変われば、関わり方も変わる。

その積み重ねが、人を通じて成果を生み出す組織につながると信じています。

PeopleSkills & Co.

代表 井上智香子

まずはご相談ください

まずは、困っている場面を一つ。
そこから一緒に整理します。

うまく説明できなくても大丈夫です。「任せたいのに引き取ってしまう」「必要なことを伝えられない」など、最近あったことをお聞かせください。

01 / ご相談で

いまの状況を整理する

何が起きていて、どこで困っているのか。まず変えたい場面と、ご希望を伺います。

02 / ご提案で

合う支援を確かめる

個別支援か、組織への支援か。進め方・期間・費用を確認し、検討いただきます。

03 / 支援が始まったら

仕事の中で変化を見る

任せ方や伝え方を実際に試し、何が変わったか、次に何を調整するかを振り返ります。

お問い合わせは、継続支援のお申し込みではありません。支援内容をご確認のうえ、ご検討いただけます。